請求管理と生産予定を組み合わせて、受注状況や売上状況を把握し、経営戦略を立てやすくなりました。

代表取締役社長 原田雪枝 様


     製造部長 伊藤博明 様

創業60年以上、切削・パイプ加工・溶接など、多岐に渡る高い技術と最新設備を兼ね備え、社内一貫生産体制でユニット発注がお客様に大変好評を得ている株式会社ハセテック様。そんなハセテック様に導入していただいている「HIT販売仕入v9」についてお話を伺いました。

2016年にリニューアルに踏み切ったきっかけは?

ホームページのリニューアルや展示会参加で新規のお客様が増えた時期で、お客様情報や図面・見積が担当者しかわからない状況でした。
システム化することで情報共有したいというのが、リニューアルに踏み切ったきっかけです。

その際にシステム強化したポイントや、使い勝手はいかがですか?

見積と図面を一緒に管理できるので保管や検索が楽になりました。
また、元図面に手書きした図面もPDFにして見積と一緒に保管しているので注意事項も直ぐにわかります。

また、紙で生産予定を管理していた頃よりタイムリーな情報がいつでも閲覧できるので便利です。請求管理と生産予定を組み合わせて、受注状況や売上状況を把握し経営戦略を立てやすくなりました

ISO9001リスクマネジメント関連で、購買先情報のシステム化で誰でもすぐに閲覧できるようになりました。 購買先からのクレーム情報等の整理も合わせてできるようになり大変重宝しています。

リニューアル後の効果は?

リニューアルしてから10ヶ月くらいで新規案件の見積りが500件以上ありました。ちょうど新規案件が増えた時期と重なり、立ち上げ直後は慣れていないため大変でした。
しかし、2-3ヶ月前の商談が決まることもありますので、その際、過去の図面・見積等の商談内容を誰でも素早く検索できるため効果は大きいです。

現場作業者様からも評判が良いと聞いていますが?

そうなんです。2010年頃から作業管理で現品票発行・良品・不良品の管理をしていますが、現品票に前工程・次工程を印字しているので作業者が何をすれば良いのか迷いません。

品番・型式・品名・L寸等は、英数の羅列が多いため、手書きの時には多かったミスが減りました。さらに、リニューアル後は蓄積したデータを業務分析に利用しています。

システムサポート以外にも頼りにされてるんですよね?

IT関連のトラブルで問い合わせをすると、一時対応を素早くしてもらえますし、 トラブルの状況によってはどこに問い合わせをすればよいかアドバイスがもらえるので大変助かっています。

HITを使った今後の展望を教えてください。

会社全体で三分の二の課はシステム化が出来てきているので、システム未導入の三分の一の課をシステム化していく予定です。 材料の在庫管理に加え、最近は短納期の仕事が多いのでシステムを利用して業務効率を上げることで他社との差別化をしていきたいですね。

会社プロフィール
会社名株式会社ハセテック
本社所在地新潟県燕市八王子2628番地
従業員数40名
業種特殊溶接/パイプベンダ加工、精密部品加工・組み立て、金型治工具製作
ウェブサイトhttp://hasetec.net/
導入システムHIT販売仕入v9 Pro
オプション受発注管理、見積管理、ファイル出力
カスタマイズ納期日程・生産予定・加工実績の管理、支給品管理、在庫管理など